2021-01-01から1年間の記事一覧

2021リリース良かった曲

吉田音楽製作所の企画でやります。どうせ皆日本とか欧米の曲を上げてくるだろうから逆張ってbilibiliオンリーでやります。日本とかの曲はまたの機会に(たぶんまとめない)。bilibiliボカロ10選は別でやるつもりで、ここではボカロ以外も積極的に上げていき…

読書備忘録2021-84『楽園残響 楽園追放2.0-Godspeed You-』/ 大樹連司

楽園追放です。映画のノベライズを読んだことはあったんですが,これを買ったあたりで映画版の無料公開を発見したのでそれも見ました。3Dもしっかり使って戦闘シーンなんかを作りこんであり,映像作品としてもかなり良かったです。ストーリーは言わずもがな。…

読書備忘録2021-48 ~ 83

またサボってたんだけど。どうして? (2021/09/29追記) 読んで感想的なのを書くまでの間にもう一冊終わる,みたいなのを繰り返した結果収拾がつかなくなってきたので,もう書いてなかった分については読んだ本のリストだけ書き出します。 (追記おわり) 2…

読書備忘録2021-36~47

全然書いてなかったら馬鹿みたいに溜まっててワロタ。まとめて書きます。 2021-36『ドグラ・マグラ』/ 夢野久作 日本三大奇書でしたっけ。一度は読んどくべきかな~などと軽い気持ちで手を出したものの,やっぱ無理でした。辛うじて何言ってるかは読めるんで…

読書備忘録2021-35『バビロン IIー死ー』/ 野﨑まど

久し振りの野﨑まど。やっぱいいっすね。 前巻の『バビロン』の内容をほぼ忘れてしまっていましたが,なんとなく思い出しました。良い感じに最悪になってきて良い。これは『ゴルゴタ』/ 深見真 みたいな展開になるのかなぁとわくわくしております。 読む時間…

読書備忘録2021-34『カーニバル・ナイト』/ 笹本祐一

シリーズ3作目。前回から路線がちゃんと戻ってきて超能力バトルに......なってません。まぁそれを期待して読んでいるわけではないので良いです。 ヒロイン奪還作戦が始まり,エージェントが潜入してきました。エージェントを見つけることにはそんなに時間を…

読書備忘録2021-33『ハレーション・ゴースト』/笹本祐一

『妖精作戦』のシリーズ2冊目です。結局シリーズ揃えちゃったよね。 前作とは打って変わって純然たるファンタジーになりました。しかもゴッチャゴチャした情報量の多い感じ。まだ作者さんが若い時の作品らしく,めちゃくちゃな勢いでもって書いてそうだなぁ…

読書備忘録2021-32『呪術廻戦 夜明けのいばら道』/ 芥見下々,北國ばらっど

小説版の2冊目です。やっぱり面白い。 前作と同じく,本編で触れられていないタイミングでのキャラがどんなことをしていたか,という話です。棘先輩が一番輝いてましたね。こういうの,何を話してもネタバレになる(本の内容もだし本編に触れても危うい)の…

読書備忘録2021-31『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』/ 芥見下々,北國ばらっど

小説版にも手を出しちゃったんだな。すっかり呪術にハマってしまっています。こんなに面白いと思ってなかった。 説明文にもあるように,呪術廻戦単行本の2巻と3巻の間あたりの話です。推しであるところのナナミンの出張の話とか伊地知さんのお仕事の話とか盛…

読書備忘録2021-30『未来職安』/柞刈湯葉

職がないので職安のお世話になるかも知れないです。それはさておき今年に入ってからかなり良い感じのペースで本が読めているんじゃない?? (そんなに先とも思えない)未来の話。ベーシックインカム的なそれが普及し,ロボットなども発達することで人が働か…

読書備忘録2021-29『京大変人講座―――常識を飛び越えると、何かが見えてくる』/酒井敏ほか

kindleで安売りしてたので。あとお世話になった先生方がいっぱいいたので。 てなわけで某変人講座の書籍版です。実は自分はこの講座に1度しか行っていないので話としては初耳なものも沢山ありました。書きぶりは「簡単に」を強く意識している感じで,入門書…

読書備忘録2021-28『Fと成りうる者』/初瀬明生

いつもとは毛色異なるホラーもの(偶然川柳)。てなわけで今回はちょっと息抜き的に短編です。 ホラーものを本当に読まない(おそらくまともに読んだのは『Another』/綾辻幸人 くらい)のでとても新鮮。タイトルで森博嗣を連想してしまったんですが,リスペ…

読書備忘録2021-27『科学哲学への招待』/野家啓一

また学術書シリーズでございます。科学哲学もやっぱり押さえとくべきだよなー,っていうモチベ。それ以上でもそれ以下でもない。 モチベ的にそれほど期待していたわけではなかったんですが,ことのほか楽しめ,特にポパーの議論が印象的でした。地球科学なん…

読書備忘録2021-27『裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT』/宮澤伊織

霞ちゃん......。いきなりオタクの呟きが出てしまいましたがぼくは元気です。またまた読んでしまったことになります。これで現段階での既刊はすべて読んだことになるはず。 今回はかなりこれまでと毛色が違う印象が強いです。今までは『裏世界と関わることに…

読書備忘録2021-26『クリスタルガード・テンマ 1 小説版: ゼロ分子編 』/峭ノ轟,後藤博之

kindleストアの無料本で見つけ,「SFっぽい!とりあえず買って読も!」的なノリで買っちゃった一冊。まんまSFで自分の嗅覚をさらに信用するようになりました。軽く情報を調べてみると,どうやら『クリスタルガード』という車用のコーティング剤のおまけとし…

読書備忘録2021-25『裏世界ピクニック5 八尺様リバイバル』/宮澤伊織

やっと5巻目にたどり着いた。ちょっと百合の過剰摂取で食傷していたので少し離れていました。だんだん百合が分かってきたかも知れない2021です。 さて,シリーズの5作目。2度目のネタをどう調理するんだろうと思っていたのですが、案外さっぱりしていて少し…

読書備忘録2021-24『スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの』/籘真千歳

ずっと好きなシリーズ。これは自分あるあるなんですが,既刊情報をほとんど検索しないので(古)本屋で「あ,続きあったんだ。買お」などとなることがしばしば。なので好きなシリーズと言いながら今更最終刊(2013年発売)を読みました。これが馬鹿というや…

読書備忘録2021-23『星系出雲の兵站-遠征- 1』/林譲治

ミリタリSFを読む機運がまた高まってきたのであります。これは何故か1巻だけkindleで無料になっていたので勢いで買っちゃったやつ。まんまと乗せられて続刊の購入を検討中です。 雰囲気としては(田中芳樹的)スペオペ感があります。一巻だけなので世界観を…

読書備忘録2021-22『アメリカン・ブッダ』/柴田勝家

柴田勝家の本です。そう,あの戦国武将です。冗談はさておき,割と推し作家でもある方ですが,初めて短編を読みました。生協の本屋でジャケに惹かれて衝動買いした一冊で,久しぶりに紙書籍を買ったなぁ,となりました。やっぱり表紙がしっかり見られて軽く…

読書備忘録2021-21『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』/ケン・リュウ 編

最近中国にハマりまくっており,整个身体都变成了中国。それはさておき一度中国&台湾に行きたいなぁと思っています。いつになることやら。 これは中国でイケイケのSF作家たちの短編を集めた作品集です。それぞれの話を説明するのもアレだし面倒なので,なん…

読書備忘録2021-14~20『皇国の守護者』/佐藤大輔

やーーーーっと読み終わったのです。二段組の本は本当に読みにくいので合間合間に別の本を挟みながら読み切りました。物語シリーズもはやく文庫化してくれ,ってずっと言っている気がする。 いわゆる架空戦記モノってやつです。とはいえどう考えても「皇国」…

読書備忘録2021-13『妖精作戦』/笹本祐一

興味を10年持ち続け,買ってから1年積んだ本です。自分でもバカすぎると思います。 異能×学生,みたいなのって今でこそ腐るほどありますけど始まりはいつだったんでしょうか。この作品はその源流に近いところにいるんですかね。この作品のおもしろい(と思っ…

読書備忘録2021-12『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』/SFマガジン編集部

大分前に読み終わってはいたんですが例の如く悶々としていたのでしばらく放置していました。百合に向き合う2021のきっかけになった本です。 それぞれの短編が出来が良いだのなんだのは言いません。そもそもこの備忘録の目的からは外れますし,百合をまだ理解…

読書備忘録2021-11『黒猫の遊歩あるいは美学講義』/森晶麿

今回はハヤカワのミステリものです。Kindleで安く売られており,前々から巻末広告で紹介されていたのが気になっていました。 この本は,全編を通じてポオの小説をモチーフにして話が進んでいきます。自分はポオ(エドガー・アラン・ポー)にほぼなじみがない…

読書備忘録2021-10『高い窓』/レイモンド・チャンドラー 清水俊二 訳

名著シリーズです。マーロウシリーズですね。何も考えずに読み始めたんですけどシリーズの途中巻だったようで,道理でキャラクターの説明とかが全然ないわけですよ。 さて,たぶんこれはハードボイルド系の作品であると理解したのですが,やはり海外作品のハ…

読書備忘録2021-9『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』/小川一水

まーたコイツ小川一水読んでるよ。というわけで小川一水の最新作(?)です。図らずもここ最近百合作品ばっかり読んでいます。百合に向き合う2021。ともあれ百合に対する理解が深まっている気がします。 さて,もともとは『アステリズムに花束を』の書き下ろ…

読書備忘録2021-8『未必のマクベス』/早瀬耕

話題になってたような気がする作品を読もう2021です。......嘘です。ちょっと興味あったところに古本屋で安かったのを見て衝動買いしました。 いわゆるサスペンスってやつなんですかね。ICカードの暗号化技術を巡って繰り広げられる犯罪を渡り歩く本です。舞…

読書備忘録2021-6, 7『裏世界ピクニック3 & 4』/宮澤伊織

何か読み終わった後悶々としている内に次も終わっちゃったんでまとめて書きます。 最近読み続けているシリーズ,kindleでまとめて買ったときになぜか5だけ入っていなかったのでここでいったん買っている分は終わりです。ストーリーはすごく面白くなってきま…

読書備忘録2021-5『裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト』/宮澤伊織

裏世界ピクニック,テーマがテーマなのでインターネットに浸かっている人間的にはやはり楽しい。てなわけで2冊目です。どんどん裏世界に近づいて言っている感じが面白く,「深淵を覗くとき,......」なアレを感じますよね。主人公組がだんだん現実(表世界)…

読書備忘録2021-4『裏世界ピクニック』/宮澤伊織

異世界系,好きなんですよね。まだ異世界転生ものには手を出していないのでそっちにハマるかどうかは分かりませんが,とりあえず『幼女戦記』は好きです。 さて,前々から気になってはいたこのシリーズを漸く読み始めました。世事に疎いので,書いている今,…