2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

読書備忘録2021-32『呪術廻戦 夜明けのいばら道』/ 芥見下々,北國ばらっど

小説版の2冊目です。やっぱり面白い。 前作と同じく,本編で触れられていないタイミングでのキャラがどんなことをしていたか,という話です。棘先輩が一番輝いてましたね。こういうの,何を話してもネタバレになる(本の内容もだし本編に触れても危うい)の…

読書備忘録2021-31『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』/ 芥見下々,北國ばらっど

小説版にも手を出しちゃったんだな。すっかり呪術にハマってしまっています。こんなに面白いと思ってなかった。 説明文にもあるように,呪術廻戦単行本の2巻と3巻の間あたりの話です。推しであるところのナナミンの出張の話とか伊地知さんのお仕事の話とか盛…

読書備忘録2021-30『未来職安』/柞刈湯葉

職がないので職安のお世話になるかも知れないです。それはさておき今年に入ってからかなり良い感じのペースで本が読めているんじゃない?? (そんなに先とも思えない)未来の話。ベーシックインカム的なそれが普及し,ロボットなども発達することで人が働か…

読書備忘録2021-29『京大変人講座―――常識を飛び越えると、何かが見えてくる』/酒井敏ほか

kindleで安売りしてたので。あとお世話になった先生方がいっぱいいたので。 てなわけで某変人講座の書籍版です。実は自分はこの講座に1度しか行っていないので話としては初耳なものも沢山ありました。書きぶりは「簡単に」を強く意識している感じで,入門書…

読書備忘録2021-28『Fと成りうる者』/初瀬明生

いつもとは毛色異なるホラーもの(偶然川柳)。てなわけで今回はちょっと息抜き的に短編です。 ホラーものを本当に読まない(おそらくまともに読んだのは『Another』/綾辻幸人 くらい)のでとても新鮮。タイトルで森博嗣を連想してしまったんですが,リスペ…

読書備忘録2021-27『科学哲学への招待』/野家啓一

また学術書シリーズでございます。科学哲学もやっぱり押さえとくべきだよなー,っていうモチベ。それ以上でもそれ以下でもない。 モチベ的にそれほど期待していたわけではなかったんですが,ことのほか楽しめ,特にポパーの議論が印象的でした。地球科学なん…