読書備忘録2021-31『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』/ 芥見下々,北國ばらっど

 小説版にも手を出しちゃったんだな。すっかり呪術にハマってしまっています。こんなに面白いと思ってなかった。

 説明文にもあるように,呪術廻戦単行本の2巻と3巻の間あたりの話です。推しであるところのナナミンの出張の話とか伊地知さんのお仕事の話とか盛沢山でかなり面白かった。正直そこまで期待してなかったんですが,予想を超えてくる良さがありました。かなりキャラの深堀がしてあり,しかも(当然っちゃ当然ですが)時系列的な矛盾もないので原作を読んでからサブストーリーとして読んでめちゃくちゃ楽しいタイプです。全体的に軽い書きぶりなのでサクサク読めるのもいいところ。電車の中で1.5時間で終わっちゃいました。

 漫画原作の小説版を今までほとんど読んだことがない(バトスピはあるけどあれは漫画原作と言いにくいような気がしなくもない)のでお勧めはあまりできそうにないっすね。一応かなり昔にリボーンの小説版を読んでいたのですが完全に内容を忘れました。てなわけで今回はこれで。それでは。