読書備忘録19~24

 すっかり読書備忘録を更新忘れていました。読んだ本はあるので、とりあえず読んだ本を列挙して一言ずつ感想を書いていきます。ナンバリングは読んだ順に今までの続きで書いていきます。

19: アラブの歴史/フィリップ・K・ヒッティ 岩永博 訳(上・下)

 アラブはもはやライフワークみたいなところがあるので。かなりごつい本なので読むのに時間がかかった。ともすればアラブはイスラム以後のことに注視しがちですが、イスラム以前にもかなり紙幅を割いていたのがいいですね。特にアラブ民族の中でもいろいろあるんだなぁというのが面白かった。

20: トネイロ会の非殺人事件/ 小川一水

 大好きな小川一水先生。いつものSF風味とは一転してミステリ系。短編なのも読みやすい。でもその中にあって「くばり神の記」なんかはちょっとSFっぽくて業(?)を感じますね。

21: 回転翼の天使 ジュエルボックス・ナビゲイター/ 小川一水

 また小川一水先生。これは郵政--系のおしごとコメディ的なやつですね。小川先生は、最初少し引き気味だった主人公が夢中になっていく構図が好きっぽく、またその展開も上手いと思います。

22: 天冥の標/ 小川一水(1 ~ 3)

 まーた小川一水先生。昨今のウイルスがらみで気になったところ、kindleでセールをしていたので1 ~ 3まで手に入れて読みました。めちゃくちゃ面白くて続きが気になるんですが、ちょっと長すぎて少しためらう気持ちもあり、とどまっています。ファンタジーとかおしごと系とかの小川一水先生が全部あってすごく良かった。

23: HUMAN LOST 人間失格 ノベライズ/ 葵遼太

 原案が冲方丁とのことで衝動的に手を伸ばしてしまった。ストーリー自体は冲方っぽいというよりは売れ線系のちょっと救いのない話にした量産型な感じが否めない。あと声優も売れ線を集めてきているっぽく、商業感満載だなぁという気持ち。

24: 皇国の守護者/ 佐藤大輔(1 ~ 2)

 これは現在進行形で読んでいる本。一年近く積んでいたのでやっと重い腰を上げました。戦記物が実は好物なので、めちゃくちゃ良いとなっています。どっかの議員さんが何とか......みたいなのがあった気がしますが、気持ちはわかる。これが好きな人は絶対幼女戦記も好き。

 

 という感じでした。実をいうと、「マンガで読破」のシリーズを5 ~ 6冊読んでいたり、キルミーベイベーを読んでいたりしているので実読書数はもう少しありそう。あと論文も今年は40報くらいかな......。とはいえまだまだ読んでいるので年内にあと1冊は固く、積んでいる皇国の守護者も続きを読もうと思います。さらに、電子で三体とかアステリズムに花束を とか約束の国があるので読む本には困らないですね。未来職安とかも読みたいと思っているし、今趣味の拡張をやっているのでそれの資料もバリバリ読んでいこうと思っています。勿論論文も!それでは良いお年を。

 

ノシノシ